2014年を振り返って(タイトル変更)

2014年12月12日に、ある人に出したメッセージ。 * * * 人生って、時に、大変ですよね。天を仰ぎ、「なぜ?」と問いたくなることはあるし、どうやって状況を好転させれば良いのか糸口すら見えない中で、「僕は、何を試されているのか・・・」と思った日々もありました。 そんな出来事に出くわすたび、僕なりに、自分の考え方に向き合って、どうにか、できることを、やってきたなーと思い返します。 最近、思うこと […]

宗教論:なぜ、僕らは、宗教を持っているのか

今日は「宗教」について、書いてみます。 そもそも、宗教とは、一体、なんなのでしょう。宗教は、人間が「言葉」を生み出したことから、この世界に、誕生しました。なぜ、言葉が宗教を生み出すのでしょう。 言葉とは、ものすごくざっくりと言えば、「名前」のことです。例えば、犬。「犬」というのは、「グループの」名前です。「犬」というのは、ポチとジョンと二郎と・・・無数の、わんちゃんをひっくるめた「総称」なんです。 […]

対話と対話の場

弟子:「なぜ、先生は真理を追求するのですか?」師:「なぜ、君は、そう問うのか?」 ・・・対話というのは、不思議なモノです。弟子は、「真理を追求する、師の精神」を尋ねます。しかし、その時に弟子が感じていた「知りたい」という気持ちこそ、弟子が探していた「真理を追求する心」そのものなのです。 つまり、弟子は、その問いを発した、まさにその瞬間にその答えを自ら探し当てているのです。 対話の空間は、この様に、 […]

わからないと言われよう

相手にとって、理解不能な人間であること。それは、相手の価値観の「外部」にあるということです。それは、自分が相手にギフトを与えられる機会です。 相手が、自らの価値観という檻を壊し、自らを新たな地平に拓いていくための、契機をプレゼントすることです。もちろん、相手は、そこに抵抗を感じることもあるでしょう。あなたは、常識的な話をされ、説得され、コントロールしようとされるかも知れません。 しかしそれは、「自 […]

世界観をシフトしよう

今日は、新しい世界観についてです。昔、店長さんから、お店のアルバイトさんが、お金のためだけに働いていて、お客様の事を考えてない。モチベーションを上げるために、どうしたら良いのか?という相談を受けたことがありました。 文章は、その時に書いた物ですが、「新しい世界観」について、 とても分かり易かったので、修正と追記をして、アップします♪ * * * * * *  少し、原理的な話をすることから、始めた […]

変容の旅に出よう

美しい朝。窓を開けると、青空が広がり、透明で清潔な風が、吹いてくる。 あなたは、何を思いますか? 幸せでしょうか。それとも別の感情でしょうか。例えば、哀しみや、切なさ・・・ 重要なのは、僕らは「同じ朝」を生きているという事実です。同じ朝を、見上げて、 僕らは、それを、幸せな朝にも、哀しみの朝にもできる。 当たり前だと思うかも知れませんけれど、この事実は、大切なことを教えてくれます。 それは、「幸せ […]

敵と生きるか、愛と生きるか

「敵と生きるか、愛と生きるか」 上司とのミーティング、顧客への応対、販売店との交渉、契約手続き、役所での手続き、夫への相談・・・ あなたの相手は、どんな存在だろう。そこで、あなたは、何を目的にコミュニケーションを取っているだろう。 ・うまく、自分の意見を通すこと、採用してもらうこと。・相手の無理な注文を、退けること。・自分の立場を、守ること。・相手の機嫌を損ねないこと。・より良い条件を勝ち取ること […]

「刑事ドラマの取り調べ」から知る人間関係の秘密。

刑事ドラマを見ていると恐い刑事と、優しい刑事がタッグを組んで、取り調べをする・・・というシーンをよく見ます。 あの役割分担ですが、戦略的に採用しているというよりも、自然にそうなる・・・ということだと思います。 便宜的に、優しいをマイナス、厳しいをプラスで表現すると、優しい刑事が、優しさ-10という態度を取る時、恐い刑事は、厳しさ+10という態度を採用します。 恐い刑事からみると、優しい刑事の取り調 […]

I love you から I love へ

あなたが居ないと生きられない。あなたの、全てを知りたい。あなたのコトを考えて、眠れない。あなたを、救いたい。 それらは、「愛」ではない。いや、「愛」の一部かもしれなけれど、愛の本質ではないのだろうと思う。 なぜなら、愛は、”愛”であって、依存でも、所有でも、恋慕でも、同情でもないのだから。 じゃあ、愛って、なんだろう。 それは、「幸いを願うこと」ではないだろうか。健やかであって欲しいと願うこと幸い […]

今を生きるために、過去を愛すること

本当に、「今」を生き、「今」を大切にするためには自分の「過去」を、愛することです。 いや、本当に「今」・・・目の前にある人、関係、環境、暮らし・・・を、大切に想う時、自分の「過去」を許し、愛しく思うようになる、そう表現しても良いかもしれません。 それは、同じことです。過去に蓋をして、今を愛することも今をないがしろにして、過去を大切にすることも、できません。 今を大切に生きると、過去は美しく色づき過 […]

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