2022年

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君は落ちていく、悲しみの中に

悲しみが、やってくる。大切なものを失い、誰かとわかりあえず、、どうしてかな?そんな宛先のない問いをつぶやいて、気づけば相手を責めている自分に嫌気がさす。 そんな時こそハートに還ろう。 ハートに言葉はない。意味も理由も正義もない。嘘も本当も、条理も不条理もない。 ただ、そこに響いている悲しみに身を任せる。感情に委ね、悲しみそのものになる。 これは、完全に、自分の内側で起こることだ。 その時、苦しさは […]

「何」の先にある世界

多くの人はまず、どうやって?と問う。どうやったらここから出られる?どうやったら解決できる?どうしたらよいの? 解決できないと、次はなぜ?と問う。なぜ出られない?なぜこんなことになった?答えはどこ? それでも、解決できない時、人はようやく、何?と問う。苦しさって何?問題って何?解決って何? 何? という問いを持つとき、初めて人は、目の前の現実をじっくり見る。ここではない場所を求めるが故に、目を逸し続 […]

愛を選択するとき、そこに自由がある

愛を選択できる時、僕らは自由だ。 限りなく自由だ。 恐れの中で、癒えぬ過去の傷のせいで、 僕らは、時に、愛を抑圧する。 助けてしまえば、許してしまえば、笑ってしまえば、 楽なのに、自由なのに、僕らは時に、それを妨げる。 不思議なほどに、僕らは、愛を留める。 それが苦しい。それが、つらい。 僕らは愛の不在に苦しむのではなく、 自らの中に湧き出る愛を留めることで、苦しむんだ。 愛を選択するのなら、そこ […]

「自分の気持ちを大切にする」の罠を超えて

「自分の気持ちを大切にする」と、時々、僕らは想定と違う場所に連れて行かれてしまう。今日は、そんなことを、書いてみました。 * * * * * * * * * * * * 自分の気持ちを大切にするってなんでしょう?僕は、自分の感情に気づいていることだと思います。自分が傷ついていたんだな。寂しさを感じていたんだな。 無視してきたり、見ないようにしてきた感情に光を当てていく。それを言葉にしてもいいし、し […]

期待と裏切りを生きる

期待して裏切られる。そして、傷つく。 これが、人間の苦しみのほとんど全てなんじゃないかな。争いの原因にあるのは「期待」。 ~してくれるはずが、してくれない~しれくれるべきなのに、やってくれない もめ事、夫婦関係、家族関係、訴訟、批判、失意・・・ 「~べき」は、永久に満たされないんだよね。だって、そもそも不自然なんだ。自然に起こることに、「~べき」なんて言う必要がない。 だから「~べき」を持っている […]

人生を抱きしめて

悲しみや、苦しみから自由になるために何が必要かというと、瞬間的な「癒し」とか「気づき」とかではなく、「生き方」とか「世界観」というレベルでの変容なんだ。 ・世界観をアップデートすること。 例えば、身に降りかかった不運や不都合な出来事を誰かのせいにし、その人を変えようとしているならそれは、いつまでも苦しい。 逆に、例えばそれを受け入れていくこと、引き受けていくこと自分を超えていく契機としていくこと […]

傷ついてしまった人へ

僕らが傷つく時、傷ついたのは、自分の「世界」なんだ。自分の世界。自分が信じている世界。 自分の周りにドームがある。そのドームの中に広がる、自分の世界。知っている世界、信じられる世界。 トゥルーマン・ショーという映画があったけれど、あんな感じ。 そんな調和した世界に、バキッとヒビが入る経験がある。 騙されたり、嘘をつかれたり、信じられないような出来事に遭遇したり。 僕らが傷つくのはその瞬間に、自分の […]

許すも、許さないもない。

許せば全ては変わるとか許せば楽になるとか、よく聞きますよね。 僕もよく書いていたし、少し前の投稿もそれを結びの言葉にしていたのは記憶に新しい。 けれど、気が付いたんです。それ、嘘なんです。 許したこと、ないんです、わたくし。 なぜかというと「許しようがない」のです。一昨日書いた、パートナーのカバンの中に、じゃら錢とパンツと謎のクリームが混在している現象に出会うのを、日々楽しみにしている状況に、「許 […]

あなたが、それを体験している理由

僕は、なぜ、この体験をしているのだろう。僕は、なぜ、こんな体験をしなくてはならないのだろう。 誰もが、こんな問いを持ったことがあるのではないでしょうか。 なんで、自分がこんな目に・・・とほほ・・・あるある、ありますね〜今日は、この問いに僕なりに答えてみたいと思います。 昨日、今日、明日。僕らは、変化をしています。僕らは、生まれた時から、今日の日まで、そしてこれからも、変化の中に生きているわけです。 […]

現実2.0

心理学や哲学、宗教や思想、様々な形で伝えられてきた、人類が持つ「2種類の体験の捉え方」=「2種類の現実」を、「現実1.0」と「現実2.0」というコンセプトで解説してみようと思います。 現実1.0と現実2.0のパラダイムの最も異なる点は、体験を「現実(本当)」と捉えるか「認識(幻想)」と捉えるかの違いといってよいと思います。 「現実1.0」は、現実を「現実(リアル)」として捉えます。「現実2.0」は […]