2022年4月

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不安を超えて、世界に橋を架ける。

不安や恐れというのは、ネガティブな感情だと思われているけれど、実は、そうではない。不安や恐れは、「自分が何を信じているか」を教えてくれるメッセンジャーとして、大変重要な機能を持っている。 不安や恐れを感じるというのは、自分にとって望ましくないことが起こることを想定しているわけで、①その想定(自分にとって望ましくない現象、恐れている状況)を自覚する②それが、本当に恐れるにたるものかを点検するというプ […]

意味の世界を出て、世界をディスコードする

僕らは、幻想の住人。幻想というのは、何かというと、「意味」のことなんだな。先日、こんな素晴らしいやり取りがあったので、ご紹介。 会社の上長が、金曜日の夜に電話をしてきたのだけれど、色々忙しく、着信に気がつかなかったわけ。何回か着信があったのだけれど、気がついたら深夜。深夜になっちゃったし、明日から土日だから月曜日でよいかなーと思ってたらラインに、「君はコールバックを大至急する立場にある、もし緊急連 […]

グッバイハピネス

幸せな恋愛するためには、愛され力を高めよう。幸せに生きるためには、自分を大事にしよう。 幸せになるための○○。幸せな○○をするための、✕✕。というのが、溢れていて、みんな幸せになりたいのだなーっと思う。 幸せってなんだろ? 幸せな恋愛って何?互いを尊重し、高め合う関係性?互いに認めあい、愛にあふれる二人? 幸せな生活って何?自分が自分らしくいられる生活?朝起きて、幸せだなーって感じられること? き […]

Love Kills. 愛は裏切りの中に。

私、愛されてない。愛があったら、こんなことしない。愛してたら、こんな扱い受けるはずない、、、だって、本当に愛してたら、〇〇してくれるはずだし、✕✕なんてしないはずだもの。 愛してたら、傷つけたりしない愛してたら、待たせたりしない愛してたら、放っておかない愛してたら、必要なときに側にいてくれる愛してたら、親身になってくれる愛してたら、肯定してくれる なのに、あの人は!!! よく聞く話よね。ところで、 […]

傷ついたり、傷つけたり、許せない人がいる世界から抜け出すために

傷ついたり、傷つけたり、許せない人がいる世界は、なかなかに辛いものだよね。なぜそのような状況が起こるのか、そして、そこからどうやって抜け出すかを書いてみよう。 イメージしてほしい。許せない人、許せない体験。それを思い出して、その人に言いたいことを言ってみる。飾らずに、思いっきり、本音を出してみよう。けっこうひどい言葉が出てくるかもしれないね。 大切なのは、まず、言いたくても言えなかったことがあるこ […]

自分が変わるのは負け?

色々話をしていて、面白いなあと感じてることがあります。それは、「自分が変わる」=「負け」=「損」という感覚についてです。 普段から、目の前の出来事を通じて、自分が変わっていくという話をしているのですけれど、そこで、時折、このような反応に出会います。 相手は変わらないのに、自分だけが変わらなくてはいけないなんて不公平だ。ずるい。相手も、変わるべきだ。 僕は、自分が変化する=ひとつ自分が成長する=自由 […]

傷ついてなかなか立ち直れない時に思い出して欲しいこと

何かに傷ついてなかなか、立ち直れない。そんな時に、思い出してほしいこと。 「傷つく」というのは、あなたが、わたしを傷つけるという形では、起こらないということ。そうではなく、わたしが、わたしを傷つけるという形で起こるんだ。 自分の中に、・傷つけた自分と・傷つけられた自分の二人がいる。 自分の「中」の争いだからこそ、僕らは内側に苦しさを感じるんだ。だからね、その苦しさを溶かしていくためには、傷つけた側 […]

傷ついたのなら、許す時が来たということ

傷つく経験をしたのなら、傷つくってなんのことかを考えてみるんだ。 傷つく という現象は、僕らの心の中で起きること。すなわち、科学的な作用だってこと。 傷つくとは、どういう現象なのか?傷つく という体験のメカニズムは?傷つくって、本当は何のこと? もったいぶったけど、簡単に言えば、僕らが傷つくのは、人を裁いた時なんだよね。 人を裁くと、自分が傷つく だから、相手を責めるほどに自分が損なわれていく。自 […]

思い通りを捨てる時、そこに自由が拓かれる

苦しさは何かが思い通りにならないということから生まれる。 なぜ、こうしてくれない?なぜ、やってくれない?どうして、そんなことするの?なんで、わからない?? 思い通りに世界を動かすという、永久に叶わない夢に、僕らは魅せられている。それを試みる限り、僕らは夢潰え、挫折し、涙の夜を迎える。 それは、それで、素敵なことだ。それがなくては、青春の切ない思い出の多くは体験できなかったろうから。そこには、人生の […]

二元性を超えて

白い紙とペンを用意します。白い紙の上から下に線を引きます。左と右ができるよね。 そこに、確かに 左と右はある。 けれど、分ける者がいなければ、それはただ、ひとつだった。線を引く前には、ただ 一なるもの だった。 二つに、わける。これがマインドの機能だ。主体と客体、わたしとあなた、良いと悪い・・・ 線を引くことで生み出された二つのモノ。それは、必ず、セットで存在する。故に、どちらか一方を手にすること […]