タオ

2/3ページ

振り回す人 〜湯婆婆と坊〜

あの人といると、本当に振り回されて大変だーって人いるよね。気分屋で、わがままで、意に反するとすぐに感情的になるし言ってることとやってることは大違い。そんで、こちらの苦労や我慢なんて気にもせず、散々フォローしてあげてるのに、感謝の一言もない!! そんな人といると疲れるし、こっちのペースを失うし、もー大変。そんな人、どうすりゃいい?ってのは、人間関係の問題で典型的なケースのひとつ。・振り回す人と、振り […]

ビギナーであることと、無力であることと、今ここを生きること

ビギナーが時に、素晴らしい結果を出すことができるのは、自分を、「わからない」というポジションに置いているから。わからない時、人は、センサーもアンテナーもその精度を最大化する。相手や状況が発する微細なシグナルを拾う以外に、対処のしようがないからだ。 わからないから、目を皿のようにし、耳をそばだてる。”決め打ち”せずに、いつでも戻れるように、変化できるように柔軟さを残しておける。 それは、目の前の出来 […]

存在と現象、顕現者としての私

最近、僕が感じている感覚について書いてみる。 不思議な感覚を、感じている。それは、宇宙(ワンネスでも、神でも、集合的な意識でもいいけど)が自分という場を通じて、体験をしているという感覚。自分という現象が、その存在のひとつの「現れ」であるという感覚だ。 ちょっと前まで、僕の人生、僕の経験、僕の学び・・という感覚が、当たり前だった。「指先に刺さった棘の痛み」は、僕のモノ以上でも以下でもなかった。 自意 […]

願望実現と幸せ

・~をしたいのに、できない。 これが、「悩み」の、ほとんど全てです。願望があり、その願望を実現ができないことが「悩み」となるわけです。 これって、不思議なことだと、思いませんか。なぜなら、願望とは、夢であり、希望です。それは、幸せにつながる道のはずです。しかし、その夢や希望が、その持ち主を、悩ませている。苦しめ、惑わせている。 その望みさへ、持たなければ、その人は、その悩みと無縁だったはずなのです […]

バリ三題:バリ旅行道中記

@ウブド Ubudの中心通りに佇むbody works center。僕は、ここに、帰ってきたかったのだ。整えられた庭の植木も池の金魚雨も九官鳥もちゃんとそこにある。 3階の教室に入ると田園を渡る風が抜け鶏の声が聞こえて来る 僕は、ここでヨガに出会った。この場所で出会ったから僕は、ヨガが好きなのだ。 吸って、吐いて。呼吸を繰り返し、アーサナを深めていくと鴇色の空が暮れていく。 何もかもが、完璧なの […]

バリと愛のセンセーション

バリの旅行において、最も大きな経験のことを、書こう。僕は、バリ旅行を1日早く切り上げて帰ってきた。なぜか。 帰ってきてほしいと、言われたからだ。パートナーからSOSを受けたからだ。正直なことを書こう。そのオーダーを受けた時、僕の中には、こんな声が響いていた。 「どうして、僕は、いつも自分の自由を謳歌しようとすると、それを許さない出来事が、起こってしまうのだろう」 一昨年、そして去年、僕は、その人を […]

今を生きるために、過去を愛すること

本当に、「今」を生き、「今」を大切にするためには自分の「過去」を、愛することです。 いや、本当に「今」・・・目の前にある人、関係、環境、暮らし・・・を、大切に想う時、自分の「過去」を許し、愛しく思うようになる、そう表現しても良いかもしれません。 それは、同じことです。過去に蓋をして、今を愛することも今をないがしろにして、過去を大切にすることも、できません。 今を大切に生きると、過去は美しく色づき過 […]

幸せの条件

幸せになる条件、ありますか?仕事、お金、恋人や家族、友達との関係性、居場所、自分の状態…その数が多いほど、人生は複雑で難しいものになります。 一緒にいる相手や居場所によって幸せだったり、幸せじゃなかったりすること、それは、バクチみたいなものです。自分の幸せの主導権を、相手や状況に明け渡しているようなもの。 幸せに条件をつけると、必ず、それがクリアされないリスクや、裏切られるリスクを抱えることになる […]

僕らの旅路

僕らは、それぞれ、自分の人生の旅路を歩いています。僕らは、その旅路で、「旅の仲間」と出会い、互いに与えあい、学びあい、必要な時間、共に旅をして、また、自分の旅に戻る。 僕らの旅は、どこまでいっても、「自分の旅」です。自分ではじめて、自分で終える旅です。 自分のテーマを見つけ、ひとつひとつそれに取り組み自分の目的地へと向かうのです。 その旅路を、誰かに歩いてもらうことはできません。誰かのために、歩い […]

乳房とミルクと赤ちゃんの口

NO IMAGE

赤ちゃんがお母さんのおっぱいを吸いながら至福の瞬間を味わっている時、そこにあるのは、一続きの「機械」です。 ・・・乳房ー乳首ー唇ー舌ー喉ー胃・・・ 乳房は、赤子の口と連結されることで「意味」を持ちます。赤子の口を除いた「授乳」は存在しません。この瞬間、母子はひとつの「機械」として一続きの文脈(コンテキスト)を形成しています。乳房は授乳の「ための」道具です。 ・授乳機械=・・・乳房ー乳首ー唇ー舌ー喉 […]