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思い通りを捨てる時、そこに自由が拓かれる

苦しさは何かが思い通りにならないということから生まれる。 なぜ、こうしてくれない?なぜ、やってくれない?どうして、そんなことするの?なんで、わからない?? 思い通りに世界を動かすという、永久に叶わない夢に、僕らは魅せられている。それを試みる限り、僕らは夢潰え、挫折し、涙の夜を迎える。 それは、それで、素敵なことだ。それがなくては、青春の切ない思い出の多くは体験できなかったろうから。そこには、人生の […]

二元性を超えて

白い紙とペンを用意します。白い紙の上から下に線を引きます。左と右ができるよね。 そこに、確かに 左と右はある。 けれど、分ける者がいなければ、それはただ、ひとつだった。線を引く前には、ただ 一なるもの だった。 二つに、わける。これがマインドの機能だ。主体と客体、わたしとあなた、良いと悪い・・・ 線を引くことで生み出された二つのモノ。それは、必ず、セットで存在する。故に、どちらか一方を手にすること […]

君は落ちていく、悲しみの中に

悲しみが、やってくる。大切なものを失い、誰かとわかりあえず、、どうしてかな?そんな宛先のない問いをつぶやいて、気づけば相手を責めている自分に嫌気がさす。 そんな時こそハートに還ろう。 ハートに言葉はない。意味も理由も正義もない。嘘も本当も、条理も不条理もない。 ただ、そこに響いている悲しみに身を任せる。感情に委ね、悲しみそのものになる。 これは、完全に、自分の内側で起こることだ。 その時、苦しさは […]

「何」の先にある世界

多くの人はまず、どうやって?と問う。どうやったらここから出られる?どうやったら解決できる?どうしたらよいの? 解決できないと、次はなぜ?と問う。なぜ出られない?なぜこんなことになった?答えはどこ? それでも、解決できない時、人はようやく、何?と問う。苦しさって何?問題って何?解決って何? 何? という問いを持つとき、初めて人は、目の前の現実をじっくり見る。ここではない場所を求めるが故に、目を逸し続 […]

愛を選択するとき、そこに自由がある

愛を選択できる時、僕らは自由だ。 限りなく自由だ。 恐れの中で、癒えぬ過去の傷のせいで、 僕らは、時に、愛を抑圧する。 助けてしまえば、許してしまえば、笑ってしまえば、 楽なのに、自由なのに、僕らは時に、それを妨げる。 不思議なほどに、僕らは、愛を留める。 それが苦しい。それが、つらい。 僕らは愛の不在に苦しむのではなく、 自らの中に湧き出る愛を留めることで、苦しむんだ。 愛を選択するのなら、そこ […]

「自分の気持ちを大切にする」の罠を超えて

「自分の気持ちを大切にする」と、時々、僕らは想定と違う場所に連れて行かれてしまう。今日は、そんなことを、書いてみました。 * * * * * * * * * * * * 自分の気持ちを大切にするってなんでしょう?僕は、自分の感情に気づいていることだと思います。自分が傷ついていたんだな。寂しさを感じていたんだな。 無視してきたり、見ないようにしてきた感情に光を当てていく。それを言葉にしてもいいし、し […]

期待と裏切りを生きる

期待して裏切られる。そして、傷つく。 これが、人間の苦しみのほとんど全てなんじゃないかな。争いの原因にあるのは「期待」。 ~してくれるはずが、してくれない~しれくれるべきなのに、やってくれない もめ事、夫婦関係、家族関係、訴訟、批判、失意・・・ 「~べき」は、永久に満たされないんだよね。だって、そもそも不自然なんだ。自然に起こることに、「~べき」なんて言う必要がない。 だから「~べき」を持っている […]

人生を抱きしめて

悲しみや、苦しみから自由になるために何が必要かというと、瞬間的な「癒し」とか「気づき」とかではなく、「生き方」とか「世界観」というレベルでの変容なんだ。 ・世界観をアップデートすること。 例えば、身に降りかかった不運や不都合な出来事を誰かのせいにし、その人を変えようとしているならそれは、いつまでも苦しい。 逆に、例えばそれを受け入れていくこと、引き受けていくこと自分を超えていく契機としていくこと […]

傷ついてしまった人へ

僕らが傷つく時、傷ついたのは、自分の「世界」なんだ。自分の世界。自分が信じている世界。 自分の周りにドームがある。そのドームの中に広がる、自分の世界。知っている世界、信じられる世界。 トゥルーマン・ショーという映画があったけれど、あんな感じ。 そんな調和した世界に、バキッとヒビが入る経験がある。 騙されたり、嘘をつかれたり、信じられないような出来事に遭遇したり。 僕らが傷つくのはその瞬間に、自分の […]

許すも、許さないもない。

許せば全ては変わるとか許せば楽になるとか、よく聞きますよね。 僕もよく書いていたし、少し前の投稿もそれを結びの言葉にしていたのは記憶に新しい。 けれど、気が付いたんです。それ、嘘なんです。 許したこと、ないんです、わたくし。 なぜかというと「許しようがない」のです。一昨日書いた、パートナーのカバンの中に、じゃら錢とパンツと謎のクリームが混在している現象に出会うのを、日々楽しみにしている状況に、「許 […]

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