2014年を振り返って(タイトル変更)
2014年12月12日に、
ある人に出したメッセージ。
* * *
人生って、時に、大変ですよね。
天を仰ぎ、「なぜ?」と問いたくなることはあるし、
どうやって状況を好転させれば良いのか
糸口すら見えない中で、
「僕は、何を試されているのか・・・」と
思った日々もありました。
そんな出来事に出くわすたび、
僕なりに、自分の考え方に向き合って、
どうにか、できることを、やってきたなーと思い返します。
最近、思うことは、
ハードな日々を生きるコトが、
不幸せかというと、そうではないということです。
そこには、苦しみや失望や痛み・・・もあるけど、喜びもあって、
その様な感情を超えた生々しく、切なく、美しい生がある。
簡単ではないけれど、すべては、大切な日々なのだと
改めて思っています。
常にスムーズであることが良い訳ではないし、
調和した状態や、良好な人間関係が、いつも理想的なわけではない。
僕は、日々葛藤し、悩み、自分の弱さや未熟さに出会っているけれど、
最近、ようやく、それが人生なのだと、素直に思えるようになりました。
人生とは、いつだって、
目の前の現実を、懸命に生きること。
そこにあるものは、変わらない。
それをどう受取り、どう生きるか。
そこに、生きるコトの本質がある。
そして、その中にだけ、幸せへの扉があるのだと、思うのです。
人生は、チャレンジの連続で、だからこそ、美しい。
だからこそ、懸命に生きようと思う。
僕の人生が、僕の旅が、
自分が思ったより、ずっと深い場所まで続いていることが、わかって
僕は、嬉しく思っています。
(略)
* * *
2014年は、本当に大変だったけど、
これまでで、一番成長できた年だった。
「本気で生きれば、傷つかないわけにはいきません。
しかし、傷つかずに変わろうなんて、そんな虫のいい話は、ありません」
(河合隼雄)
きっと、必ずしも、そうある必要はないのかもしれない。
喜びの中で、学んでいくことも、できるのかもしれない。
でも傷つくことを恐れてたら、何も始まらないんだよね。
深く深く、傷つけあって、
傷つけ合うために、出会ったかのように思っても、
きっとそれだけ向き合ったのなら、
必ず、見えてくる。
夜明け前は一番暗いけれど、明けない夜は、決してない。
そして、長い長い冬の夜を超え、
美しい朝の光に包まれた僕らは、その恩寵の中に知るだろう。
あの悲しみが、苦しみが、すべてここに来るために、必要だったことを。
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