タオ

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サメに食べられたら、本望?

昨日、会社に勤めていた頃の同期と久々に会った。彼女は、とてもユニークな人で一目置いていたのだけど、また、ひとつ、教えてもらったので書き残しておきたい。 趣味がダイビングだと聞いた僕が大きなサメが来たら怖くないのかと尋ねると彼女は笑いながら「全然、怖くないよ。怖いのは、運命に、身を委ねていないからだよ。私は、道を歩いている人の方が、むしろ怖いと思う。変な人に殺されるより、大好きなサメに殺された方が、 […]

流れのままに、終わりのままに

僕らは、「状況」に身を置いていると、その「状況」や「その中に居る自分」を俯瞰的に見ることができません。 その状況の一歩外に出ると、はじめて、その状況を外から眺め、その素晴らしさや、学びを得ることができる。だから、俯瞰的に見ましょう・・・という話ではありません。その日は、必要なタイミングでやってきます。やってきてしまう。 ある日、俯瞰的に「自分のいる場所」を眺める日がくる。そんな風に眺めている自分に […]

氷砂糖と朝の日光

「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。」(「注文の多い料理店 序文」宮沢賢治) 僕はこの言葉に、とても勇気づけられる。それは、この一節が、僕らが生きることについての、とても重要なことを、教えてくれるからだ。 僕らは、とかく特別な、非日常の経験を求める。なぜなら、当たり前に過ぎていく毎日は、次第に新鮮さを失い、 […]

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